この記事でわかること
  • 富山県出身。父はアフリカ西部のベナン出身、母は日本人。小学生時代は野球のピッチャーと陸上100mの選手として活躍し、中学でバスケットボールを始めた異色のキャリアを持つ。
  • 明成高校でウインターカップ3連覇を達成後、米国ゴンザガ大学へ進学。2019年NBAドラフトで日本人史上初の1巡目全体9位指名を受け、ワシントン・ウィザーズへ入団した。
  • 2026年7月にレイカーズからクリッパーズへ移籍(2年2,800万ドル)。同年8月には2年ぶりに日本代表に復帰し、対韓国戦で22得点を記録するなど存在感を示している。
八村塁NBAクリッパーズ日本代表バスケットボールゴンザガ大学経歴プロフィール

NBAで活躍する八村塁の生い立ち・高校・大学・プロキャリアを網羅した経歴まとめ。野球少年からNBA日本人初1巡目指名、2026年のクリッパーズ移籍・日本代表復帰まで時系列で解説する。

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詳しく見てみると

幼少期〜中学:野球と陸上からバスケへ

1998年2月8日、富山県に生まれた八村塁は、父がアフリカ西部のベナン出身、母が日本人というルーツを持つ。

小学生時代は野球とと陸上に情熱を注いだ。6年間続けた野球ではピッチャーを務め、その剛速球は誰もキャッチできないほどだったという。陸上でも小学5年生の富山県大会100mで13秒81を記録して優勝し、全国大会に出場するほどの実力を持っていた。

2010年、富山市立奥田中学校に入学。友人の勧めでバスケットボール部に入部したことが、のちのNBAへの道を切り開く転機となった。

高校:明成高校でウインターカップ3連覇

宮城・明成高校に進学し、高校バスケの頂点を経験する。チームはウインターカップで3連覇を達成し、八村はチームの大黒柱として活躍した。

高校2年生の時に出場したU-17世界選手権では、チームとして厳しい結果となった中で1大会平均22.6点という圧倒的な数字で大会得点王を獲得。この活躍により日本人として初めて「ジョーダン・ブランド・クラシック」の世界選抜チームに選出された。

大学:米国ゴンザガ大学でNB入りを確かなものに

2016年、バスケットボールの名門ゴンザガ大学(米国ワシントン州)へ進学。英語習得のため専属講師をつけながら環境に適応し、着実に実力を積み上げた。

大学3年の2018-19シーズンには1試合平均19.7得点・6.5リバウンド・FG成功率59.1%・3P成功率41.7%という傑出したスタッツを残し、NCAAの年間最優秀スモールフォワードに贈られるジュリアス・アービング賞を日本人として初めて受賞した。チームはNCAAトーナメント準優勝を果たした。

2019年:日本人史上初のNBAドラフト1巡目指名

2019年NBAドラフトで、ワシントン・ウィザーズから1巡目全体9位で指名された。日本人選手として史上初の1巡目指名という歴史的な快挙だ。同年、日本人として初めてナイキのジョーダン・ブランドと契約を結んだ。

2021年:東京五輪で旗手を務める

東京2020オリンピックに日本代表として出場し、開会式では日本選手団の旗手を務めた。バスケットボール日本代表のNBA選手として、国際舞台でも存在感を示した。

2023年:レイカーズへトレード移籍

2023年1月、トレードでロサンゼルス・レイカーズへ移籍。同年のプレーオフでは第1戦にチーム最多得点を記録するなど活躍した。2024年パリオリンピックにも日本代表として出場している。

2026年:クリッパーズ移籍・日本代表復帰

2026年7月、2年2,800万ドル(約45億円)でロサンゼルス・クリッパーズへの移籍が発表された。

同年8月には2年ぶりに日本代表活動へ復帰。「ロス五輪が一番の目標」と語り、2028年ロサンゼルス五輪に向けて意欲を示している。8月15日の対韓国戦(買取大吉カップ2026)では22得点を記録し、代表復帰戦で存在感を発揮した。

主なキャリア年表

出来事
1998年 富山県生まれ
2010年 奥田中学校入学・バスケ開始
2013〜16年 明成高校・ウインターカップ3連覇、U-17世界大会得点王
2016年 ゴンザガ大学入学
2019年 NBAドラフト1巡目9位・ウィザーズ入団(日本人史上初)、ジョーダンブランド契約
2021年 東京五輪出場・開会式旗手
2023年 レイカーズへトレード移籍
2024年 パリ五輪出場
2026年 クリッパーズ移籍(2年2,800万ドル)・日本代表2年ぶり復帰

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Q&A

八村塁はどのチームに所属していますか?
2026年7月よりロサンゼルス・クリッパーズに所属しています。2年2,800万ドル(約45億円)の契約です。
八村塁のNBAドラフトの成績は?
2019年NBAドラフトで1巡目全体9位指名を受け、ワシントン・ウィザーズに入団しました。日本人選手として史上初の1巡目指名です。
八村塁は日本代表でどんな活躍をしていますか?
東京2020・パリ2024の2大会にオリンピック出場。東京五輪では開会式の旗手を務めました。2026年8月に2年ぶりに代表復帰し、対韓国戦で22得点を記録しています。
この記事のまとめ
  1. 富山県生まれ。野球・陸上から中学でバスケに転向し、明成高校でウインターカップ3連覇を達成した。
  2. 2019年NBAドラフト1巡目全体9位指名。日本人史上初の1巡目指名選手としてウィザーズに入団し、2023年にレイカーズへ移籍した。
  3. 2026年7月にクリッパーズへ移籍(2年2,800万ドル)。8月に2年ぶりの日本代表復帰を果たし、2028年ロス五輪を視野に入れている。
なうらぼ編集部より

八村塁の経歴で最も印象的なのは、小学生時代が「野球と陸上」だったという事実です。誰のボールもキャッチできないほどの速球を投げるピッチャーが、友人の勧めひとつでバスケに転向し、わずか数年で世界の頂点へ向かう軌跡は、単純にすごいという言葉しか出てきません。

2026年はさらに大きな節目の年となっています。7月のクリッパーズ移籍は2年2,800万ドルという大型契約で、NBAにおける彼の評価が依然として高いことを示しています。そして8月の日本代表復帰。「ロス五輪が一番の目標」という言葉は、2028年に向けての本気度を感じさせます。

日本バスケットボール界にとって八村塁の存在は、河村勇輝らとともに「世界と戦える世代」の象徴です。Bリーグ開幕10周年を迎える今季、NBAと日本代表の両方で八村塁がどんな活躍を見せるか注目が集まっています。

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