この記事でわかること
  • 最大の変更はZエンブレムの復活。初代S30型から4代目Z32型(1989年)まで採用されていたフロントの「Z」エンブレムが現行型で初めて復活した。フロントノーズ先端を延長しロングノーズ感を強調しつつ空力性能も改善した。
  • NISMOに待望の6速MTが追加された。9速ATのみだった従来からの大きな転換で、NISMO専用の強化クラッチ・ショートストロークシフト・強化トランスミッションケースを採用しNISMOの高出力に対応している。
  • 標準モデルには3代目Z31型オマージュのアルミ鍛造ホイールと新色「雲龍グリーン/スーパーブラック」(初代S30のグランプリグリーンからインスパイア)を追加。NISMOにはGT-R譲りの高性能ブレーキと大径ショックアブソーバーも搭載された。
フェアレディZ日産マイナーチェンジNISMOZエンブレム6速MTスポーツカーRZ34

日産が8月27日にフェアレディZ・フェアレディZ NISMOをマイナーチェンジして発売。初代S30型から継承されるZエンブレムの復活とNISMOへの6速MT追加が最大の変更点。573万7,600円〜。

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グレードと価格

グレード トランスミッション 価格
フェアレディZ 6速MT/9速AT 573万7,600円
Version T 9速AT 619万9,600円
Version S 6速MT 658万6,800円
Version ST 6速MT/9速AT 699万9,300円
フェアレディZ NISMO 6速MT(新設)/9速AT 975万2,600円

標準モデルの主な変更点

Zエンブレム復活
初代S30型(1969年)から4代目Z32型(1989年)まで採用されていたフロントの「Z」エンブレムが、現行RZ34型で初めて復活した。フロントバンパーもヘリテージデザインのコンセプトに基づき刷新。ノーズ先端を延長することでロングノーズ・ショートデッキ感を強め、低くワイドなスタンスを実現しつつ空気抵抗とフロントリフトの低減も両立している。

ホイール・カラー
3代目Z31型をオマージュしたアルミ鍛造ホイールを採用。新色「雲龍グリーン/スーパーブラック(2トーン)」を追加した。初代S30型のグランプリグリーンからインスパイアされたカラーで、歴代Zファンにとっても響く選択肢だ。

フェアレディZ NISMOの主な変更点

待望の6速MT追加
2023年登場以来、9速ATのみだったNISMOにMTが設定された。単純な移植ではなくNISMO専用として強化クラッチ・ショートストロークシフトレバー・トランスミッションケース強度向上を施し、NISMOの高出力に対応している。

ブレーキ・足回り
GT-R譲りの高性能ブレーキを搭載し制動力を向上。大径ショックアブソーバーの採用で乗り心地も改善された。

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Q&A

マイナーチェンジ後のフェアレディZの価格は?
フェアレディZが573万7,600円〜、フェアレディZ NISMOが975万2,600円〜です。グレードはフェアレディZ・Version T・Version S・Version STの4グレード+NISMOの計5グレード構成です。
今回の最大の変更点は何ですか?
2つあります。ひとつは初代S30型から4代目Z32型まで採用されていたフロント「Z」エンブレムの復活。もうひとつはフェアレディZ NISMOへの6速MT追加です。NISMOは従来9速ATのみでしたが、NISMO専用の強化仕様でMTが設定されました。
NISMOの6速MTはどんな仕様ですか?
標準モデルのMTをそのまま採用するのではなく、NISMO専用として強化クラッチ・ショートストロークシフトレバー・強化トランスミッションケースを採用しています。NISMOの高出力に対応した専用チューニングが施されています。
この記事のまとめ
  1. 日産がフェアレディZ・フェアレディZ NISMOをマイナーチェンジして8月27日に発売。価格は573万7,600円〜。
  2. 初代S30型から受け継がれるZエンブレムを現行型で初復活。フロントバンパーも刷新しロングノーズ感と空力性能を両立した。
  3. NISMOに待望の6速MT追加。GT-R譲りのブレーキ・大径ショックアブソーバー採用で走行性能・乗り心地ともに向上した。
なうらぼ編集部より

「Zエンブレムの復活」という言葉が、どれだけZファンの心に響くかは、歴代Zを知る人なら想像がつくと思います。

初代S30型から4代目Z32型まで約20年間フロントに輝いていたZエンブレムが、現行RZ34型では採用されなかった。それが今回のマイナーチェンジで戻ってきた。ただのデザイン変更ではなく、Zが積み上げてきた歴史をフロントマスクに刻み直した決断です。

NISMOへの6速MT追加も、長年のファンの声に応えたものです。2023年のNISMO登場時から「なぜMTがないのか」という声は絶えませんでした。しかも今回は単純な移植ではなくNISMO専用の強化仕様。開発陣の本気度が伝わります。

受注停止・抽選・納期長期化と、何かと騒がしかった現行型フェアレディZですが、このマイナーチェンジで真の完成形に近づいた印象です。

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