この記事でわかること
  • 連動指数は「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス高配当利回り指数」。親指数(オルカン)の採用銘柄から配当利回りが親指数の1.3倍以上の銘柄に絞り込んだ指数で、配当の持続性・成長性・財務の質も選定基準に含まれる。
  • 配当払出型は3・6・9・12月の14日が決算日で、経費などを差し引いた配当等収益を原則として全額分配する。資産成長型は分配を抑えて信託財産の成長を重視する設計。どちらもNISAの成長投資枠の対象となる。
  • 販売会社はSBI証券・楽天証券・マネックス証券の3社。配当払出型はスマートプラスでも取り扱い。国別構成比は米国48.9%・日本8.1%・スイス5.9%の順で、為替ヘッジは原則行わない。
オルカン高配当eMAXIS三菱UFJアセットマネジメント投資信託NISA高配当インデックス投資MSCI

三菱UFJアセットマネジメントが「オルカン高配当」を9月30日に設定。MSCI高配当指数連動・信託報酬年0.165%以内・配当払出型と資産成長型の2タイプ・NISA成長投資枠対象。SBI・楽天・マネックス証券で取り扱い。

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商品概要

項目 内容
正式名称 eMAXIS 高配当全世界株式(オール・カントリー)配当払出型/資産成長型
愛称 オルカン高配当
設定日 2026年9月30日
連動指数 MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス高配当利回り指数(配当込み・円換算ベース)
信託報酬 年0.165%以内(両ファンド共通)
為替ヘッジ 原則なし
NISA 成長投資枠の対象
販売会社 SBI証券・楽天証券・マネックス証券(配当払出型はスマートプラスも)

2タイプの違い

タイプ 特徴 向いている人
配当払出型 3・6・9・12月の14日に決算。配当等収益を原則全額分配 定期的なキャッシュフローを受け取りたい人
資産成長型 分配を抑えて信託財産の成長を重視 資産をできるだけ大きく育てたい人

連動指数の仕組みと国別構成比

連動先の「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス高配当利回り指数」は、通常のオルカン(MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス)の採用銘柄から、配当の持続性・成長性・財務の質・株価のパフォーマンスを基準に絞り込んだうえで、配当利回りが親指数の1.3倍以上の銘柄を採用する指数だ。

2026年5月末時点の国別構成比は米国48.9%・日本8.1%・スイス5.9%・英国4.6%・フランス3.7%の順。先進国23カ国・地域が85.7%、新興国24カ国・地域が14.3%を占める。

「オルカン」との違いと注意点

通常のオルカン(eMAXIS Slim全世界株式)との最大の違いは「高配当銘柄に絞り込む」点だ。銘柄数が少なくなるため、通常のオルカンより分散効果が低下する可能性がある。また、配当払出型は分配金が出るたびに課税対象となるため、複利効果が働きにくい。長期の資産形成には資産成長型が、定期的な現金収入を求める場合は配当払出型が向いている。なお、本記事は情報提供を目的とし、特定の商品への投資を推奨するものではない。

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Q&A

オルカン高配当はどこで買えますか?
SBI証券・楽天証券・マネックス証券の3社で取り扱います。配当払出型はスマートプラスでも9月30日から購入可能です。NISAの成長投資枠の対象となります。
配当払出型と資産成長型の違いは何ですか?
配当払出型は3・6・9・12月の年4回決算で配当等収益を原則全額分配します。資産成長型は分配を抑えて資産の成長を重視します。定期的な現金収入を求める方は配当払出型、資産を大きく育てたい方は資産成長型が向いています。
通常のオルカンとの違いは何ですか?
通常のオルカンが全世界株式に幅広く投資するのに対し、オルカン高配当は配当利回りが親指数の1.3倍以上の高配当銘柄に絞り込みます。銘柄数が絞られるため分散効果は低下しますが、より高い配当利回りが期待できます。
この記事のまとめ
  1. 三菱UFJアセットマネジメントが「オルカン高配当」を9月30日に設定。信託報酬年0.165%以内・NISA成長投資枠対象。
  2. 年4回分配の配当払出型と資産成長型の2タイプ構成。SBI・楽天・マネックス証券で取り扱い。
  3. 連動指数はMSCI高配当指数で、親指数の1.3倍以上の配当利回りを持つ銘柄に絞り込む。国別最大構成比は米国の48.9%。
なうらぼ編集部より

「オルカン」というブランド力を持つ商品名に「高配当」を組み合わせたこの新ファンドは、注目度という点では間違いなく大きな話題になります。

ただ一点だけ冷静に整理しておきたいのは、「オルカンの派生商品」ではなく「別の指数に連動する別のファンド」だということです。通常のオルカンは親指数(MSCI ACWI)全体に投資しますが、オルカン高配当は高配当銘柄に絞り込んだ別指数に連動します。分散効果が変わり、値動きの特性も異なります。

信託報酬が年0.165%以内という低コスト設定とNISA成長投資枠対応は評価できます。定期的な現金収入を求める方には配当払出型が、資産形成期の方には資産成長型が選択肢になります。投資は自己判断・自己責任でご検討ください。

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