鈴与グループがデンマーク1部ラナースFCの株式80%を取得
鈴与株式会社(静岡市清水区・代表:鈴木健一郎)は8月28日付で、デンマーク・スーパーリーガに所属するプロサッカークラブ「Randers FC(ラナースFC)」を運営するRanders FC A/Sの株式80%を取得する契約を締結したと、8月29日に発表した。残20%は地元株主のRanders FC Holdingが引き続き保有する。鈴与グループが長年支援する清水エスパルスとラナースFCが連携し、経営・競技・育成・運営の知見を共有することで相互発展を目指す。5年間で総額25億円超の投資を計画している。
- 鈴与グループが長年支援してきた清水エスパルスとラナースFCが連携する形での買収。経営・競技・育成・運営の知見を共有し互いの発展を目指す。
- 背景には日本人選手の欧州移籍における市場価値の課題がある。自社で欧州クラブを持つことで移籍のパイプラインと価値向上を実現する狙いだ。
- 元浦和・名古屋FWのキャスパー・ユンカーが在籍するラナースFCに、5年間25億円超を投資する長期計画で日本サッカーの欧州拠点を作る。
静岡の物流大手・鈴与株式会社が8月28日付でデンマーク・スーパーリーガのラナースFCの株式80%を取得。清水エスパルスと連携し5年間25億円超を投資。日本人選手の欧州移籍価値向上が目的。
詳しく見てみると
取得の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 契約締結日 | 2026年8月28日 |
| 取得企業 | 鈴与株式会社(静岡県静岡市清水区・1801年創業) |
| 対象 | Randers FC A/S(ラナースFC・デンマーク1部) |
| 取得割合 | 80%(残20%は地元株主Randers FC Holdingが保有) |
| 投資計画 | 5年間で総額25億円超 |
| 連携クラブ | 清水エスパルス(鈴与グループが長年支援) |
ラナースFCとはどんなクラブか
ラナースFCはデンマーク王国ラナース市を本拠地とし、2003年に創立されたプロサッカークラブだ。デンマーク・スーパーリーガに所属し、従業員90名(選手29名含む)体制でクラブを運営する。創立以来、育成年代への投資とデータを活用した合理的な運営を重視し、地域に根差した存在として支持を集めてきた。元浦和レッズ・名古屋グランパスでプレーしたFWキャスパー・ユンカーが在籍しており、鈴与の取得発表を受けて「日本とまた関われて嬉しい」とコメントしている。
なぜデンマークのクラブを取得したのか
鈴与は取得の目的を「日本から欧州への移籍では依然として十分に市場価値が反映されていない例がある」と説明している。自社グループで欧州1部クラブを保有することで、清水エスパルスで育った選手を適切な市場価値で欧州に送り出すパイプラインを構築する狙いだ。
鈴与の鈴木健一郎社長は「共生の精神がラナースの地域密着と一致する」と強調しており、単なる投資ではなく理念の共鳴を軸としたパートナーシップとして位置づけている。
デンマーク・スーパーリーガは近年、オランダ・エールディビジとともに「欧州主要5大リーグへの登竜門」として注目度が高まっており、選手のステップアップの場として機能しやすい環境だ。
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Q&A
- 鈴与株式会社が8月28日付でデンマーク1部ラナースFCの株式80%を取得。5年間で25億円超を投資する。
- 清水エスパルスとラナースFCが連携し経営・育成・競技のノウハウを共有。日本人選手の欧州移籍価値向上が最大の目的だ。
- 元浦和・名古屋のキャスパー・ユンカーが在籍。鈴与の「共生」理念とラナースの地域密着が合致したパートナーシップ。






















































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