この記事でわかること
  • 前回大会まで4連覇を達成した中京(岐阜)が今大会も優勝候補の筆頭。硬式・軟式を通じて史上初となる全国選手権5連覇に挑む。9大会連続29回目の出場で層の厚さも際立つ。
  • 歴代最多出場となる33回目の出場を決めた松商学園(長野)が注目チームのひとつ。前大会まで並んでいた作新学院の記録を抜き単独最多となった。秋春の北信越王者として万全の仕上がりで臨む。
  • 初出場の駒場学園(東京)・大商大高(大阪)の2校、36年ぶり出場の兵庫工(兵庫)にも注目。天理(奈良)は近畿大会現行枠組みでの4連覇を果たし出場を決めた。
高校軟式野球全国高校軟式野球第71回中京松商学園明石トーカロ球場高野連兵庫

第71回全国高等学校軟式野球選手権大会が8月24日に兵庫県で開幕。16校が出場し前回4連覇の中京が5連覇に挑む。歴代最多33回目出場の松商学園・初出場2校も注目。決勝は29日予定。

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大会概要

項目 内容
大会名 第71回全国高等学校軟式野球選手権大会
開催期間 2026年8月24日(月)〜29日(土)・6日間(雨天順延あり)
会場 明石トーカロ球場(兵庫県明石市)・ウインク球場(姫路球場)
出場校 16校(全国16ブロック各1校)
主催 日本高等学校野球連盟
後援 全日本軟式野球連盟・毎日新聞社・朝日新聞社

軟式野球の甲子園とは

全国高等学校軟式野球選手権大会は1956年に第1回大会が開催された、高校軟式野球日本一を決める大会だ。「軟式野球の甲子園」「もう一つの甲子園」とも称され、今年で71回目を迎える。硬式の甲子園と同じく日本高等学校野球連盟が主催し、会場は兵庫県の明石トーカロ球場をメイン会場として開催される。

全国47都道府県を16ブロックに分け、各地区1校・計16校による一発勝負のトーナメントで日本一を争う。

今大会の主な見どころ

中京の5連覇挑戦
岐阜代表の中京は2022年大会から4連覇を達成。今大会で5連覇を達成すれば硬式・軟式を通じて史上初の全国選手権5連覇という前人未到の記録となる。9大会連続29回目の出場で全国最多の経験を持つ。

松商学園が歴代最多33回目の出場
長野代表の松商学園(北信越)が今大会で単独歴代最多となる33回目の出場を達成した。前大会まで並んでいた作新学院の記録を抜いた。秋春の北信越王者として万全の仕上がりで全国舞台に立つ。

初出場・久々出場校の挑戦
駒場学園(東京)と大商大高(大阪)が初めて全国の舞台に立つ。兵庫工は36年ぶりの出場で地元・兵庫の会場に乗り込む。天理(奈良/近畿)は近畿大会が現行枠組みになってから初の4連覇を果たして出場した。

歴代優勝校(最多回数上位)

優勝回数 学校名 都道府県
14回 中京(現・中京学院大中京) 岐阜
10回 作新学院 栃木
6回 龍谷大平安 京都

直近の歴代優勝校

優勝校
第67回 2022年 中京学院大中京(岐阜)
第68回 2023年 中京学院大中京(岐阜)
第69回 2024年 中京学院大中京(岐阜)
第70回 2025年 中京学院大中京(岐阜)
第71回 2026年 開催中

軟式野球ならではの記録

この大会の歴史で最も語り継がれるのが2014年の「延長50回」だ。準決勝・中京vs崇徳(広島)は3日にわたって延長50回・0-0の引き分けとなり、翌日の再試合で決着した。硬式では考えられないボールの耐久性と投手陣の消耗を物語るエピソードとして今も語り継がれる。また2006年大会では記録的な悪天候で準決勝以降が実施できず、両チームを「準優勝」扱いとする異例の結果となった。

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Q&A

全国高校軟式野球選手権大会はいつ・どこで行われますか?
2026年8月24日(月)〜29日(土)に兵庫県の明石トーカロ球場とウインク球場(姫路球場)で開催されています。16校が参加し、雨天順延の場合は日程が延びます。
歴代最多優勝校はどこですか?
中京(現・中京学院大中京/岐阜)の14回が最多です。次いで作新学院(栃木)の10回、龍谷大平安(京都)の6回と続きます。
今大会の最大の注目ポイントは何ですか?
前回まで4連覇を達成した中京学院大中京(岐阜)が5連覇に挑む点です。硬式・軟式を通じて史上初の全国選手権5連覇という前人未到の記録がかかっています。
この記事のまとめ
  1. 第71回全国高校軟式野球選手権大会が8月24日に兵庫県で開幕。16校が出場し8月29日の決勝まで熱戦が続く。
  2. 前回4連覇の中京学院大中京が史上初の5連覇に挑戦。歴代最多出場の松商学園・初出場2校も見どころ。
  3. 歴代最多優勝は中京の14回・作新学院10回・龍谷大平安6回。「延長50回」など軟式野球ならではの歴史を持つ大会でもある。
なうらぼ編集部より

「軟式野球の甲子園」という呼び方には、この大会に込められた球児たちの本気が凝縮されています。

硬式と違い、軟式野球部は地方の進学校や普通科高校にも多く、必ずしも野球エリートが集まる場ではありません。しかしだからこそ、全国16ブロックを勝ち抜いた16校が集う舞台には、多様な背景を持つ球児たちの夢と意地が詰まっています。

2014年の「延長50回・3日間0-0」という前代未聞の記録が生まれたのも、軟式ボールの特性とタフな投手陣が重なったこの大会ならではの話です。硬式の甲子園が終わった後の夏の締めくくりとして、注目してみてください。

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