この記事でわかること
  • 残り50km地点で単独アタック。最初についてきたのはガルのみで、数km後に脱落。そのまま50kmを一人で走り切る異次元の展開となった。
  • ポガチャル自身も「50kmも逃げることになるとは思わなかった」と語った。孤立を避けるための攻撃が、想定外の独走劇に発展した。
  • 今大会2勝目。第1ステージの個人TTに続く連勝で、総合ではログリッチに3分21秒差に拡大。マイヨ・ロハ着用でブエルタ制覇に向けて独走態勢に入りつつある。
ブエルタ・ア・エスパーニャポガチャル自転車ロードレースUCIワールドツアーログリッチアンドラスロベニア

第81回ブエルタ・ア・エスパーニャ第4ステージでポガチャルが残り50kmから単独独走を敢行し2分39秒差で圧勝。総合2位ログリッチとの差を3分21秒に拡大した。

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第4ステージ結果

順位 選手
1位 タデイ・ポガチャル(スロベニア・UAEチームエミレーツXRG)
2位 ヤルノ・ウィダル(ベルギー・ロット・アンテルマルシェ) +2分39秒
3位 フェリックス・ガル(オーストリア・デカトロンCMACGMチーム)

何が起きたのか

第4ステージはアンドラ・ラ・ベリャ発着104.8kmの山岳区間。残り50km地点でポガチャルが単独アタックを仕掛けた。最初についてきたのはガルのみだったが、数kmで脱落。ポガチャルはそのまま50kmを一人で駆け抜けた。

ポガチャル自身は「ライバルに囲まれて孤立する前に自分からレースを動かしたかった。ここまで長く独走することになるとは想定していなかった」と語った。孤立を避けるための戦術的な攻撃が、フィジカルの圧倒的な差によって想定外の50km独走劇に発展した形だ。

ブエルタ制覇へ独走態勢

ポガチャルは第1ステージの個人タイムトライアル(9.4km)でも優勝し、今大会は開幕から総合首位を守り続けている。第4ステージ終了時点で総合2位のログリッチとの差は3分21秒。2026年はツール・ド・フランス5連覇も達成しており、ブエルタを制すればグランツール2冠となる。

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Q&A

ポガチャルはなぜ残り50kmという早い段階でアタックしたのですか?
ライバルに囲まれて孤立する前に、自分からレースを動かすための戦術的な判断でした。ポガチャル自身も「50kmも逃げ切ることになるとは思わなかった」と語っており、想定外の独走劇となりました。
現在の総合成績はどうなっていますか?
ポガチャルが総合首位(マイヨ・ロハ着用)で、総合2位のログリッチに3分21秒差をつけています。第1ステージから4ステージを終えて一度も総合首位を譲っていません。
ポガチャルの2026年シーズンの実績は?
7月にツール・ド・フランス5連覇を達成。ブエルタを制すれば今季グランツール2冠となります。
この記事のまとめ
  1. ブエルタ第4ステージでポガチャルが残り50kmから単独独走で圧勝。2位に2分39秒差をつけた。
  2. 「50km逃げるとは思わなかった」とポガチャル本人が語るほど想定外の展開。戦術的アタックが異次元の独走劇に発展した。
  3. 総合2位ログリッチとの差が3分21秒に拡大。ツール5連覇に続くブエルタ制覇へ独走態勢が固まりつつある。
なうらぼ編集部より

「50kmも逃げることになるとは思わなかった」というポガチャル自身のコメントが、この日のレースの異常さを端的に表しています。

残り50kmでのアタックはグランツールでは自殺行為とも言える距離です。ガルがついてきた瞬間は、普通なら「追いかけっこは終わり」となる場面でした。ところがポガチャルはそのガルを数kmで千切り、そのまま50kmを走り切ってしまいました。

2026年はツール・ド・フランスを5連覇し、今度はブエルタでも総合3分以上のリードを築いています。ログリッチをはじめとするライバルたちがどう抵抗するか。残り17ステージ、まだ山は続きます。

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