この記事でわかること
  • 9月1日から10年ぶりに制服をジャケットタイプからTシャツに刷新。同時に「ファミマコーデ」と名付けた新たな身だしなみ基準を導入し、自由な髪色とヒジャブなど宗教的な服装の着用を正式に許容する。
  • スタッフ約20万人のうち13%が外国人という現状を背景に、多様な人材を確保する狙い。担当者は「個別には認めていたが、今回の制服刷新に合わせて明文化した」と説明している。
  • 2025年度比で応募数1.5倍を目標に掲げており、今回の新ルールはその具体策のひとつ。小谷社長は「人こそが最大の強みであり全ての原動力」と語った。
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ファミリーマートが9月1日から制服をTシャツに刷新し、髪色の自由化とヒジャブ着用許可を正式発表。スタッフ約20万人の13%が外国人という現状を踏まえた多様性施策で、応募数1.5倍を目指す。

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新制服と「ファミマコーデ」の概要

9月1日から導入される新制服はジャケットタイプからTシャツに変更。軽量で動きやすく、長時間の接客業務に適した仕様となっている。同時に発表した「ファミマコーデ」は、新制服をベースにスタッフが自由にコーディネートできる着こなしの新基準だ。

新たに正式許容される身だしなみは以下の通り。

・自由な髪色
・ヒジャブ(イスラム教徒の女性が頭を覆う布)など宗教的な服装の着用

ファミリーマート店舗支援責任者の谷口賢二氏は「これまでも個別には認めていたが、今回のユニホームの刷新にあわせて明文化して正式に許容することにした」と説明した。

なぜ今、多様性ルールなのか

ファミリーマートの全国店舗スタッフは約20万人。そのうち13%にあたる約2万6千人が外国人スタッフだ。コンビニ業界全体で深刻化する人手不足の中、国籍・宗教・個性を問わず働きやすい環境を整えることが採用力の向上に直結するという判断がある。

小谷建夫社長は「45周年という節目に『いちばん働きたい』というメッセージと真正面から向き合った。人こそが最大の強みであり、全ての原動力。全国のストアスタッフが楽しく、誇りを持って働ける環境づくりを進めていく」と語った。今回の施策により2025年度比で応募数1.5倍を目指す。

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Q&A

ファミリーマートの新しい身だしなみルールはいつから始まりますか?
2026年9月1日からです。制服がTシャツに変わるのと同時に、髪色の自由化とヒジャブなど宗教的な服装の着用が正式に許容されます。
なぜファミリーマートは身だしなみルールを緩和するのですか?
全国スタッフ約20万人の13%が外国人という現状の中、多様な人材を確保するためです。2025年度比で応募数1.5倍を目標に、働きやすい環境整備を進めています。
「ファミマコーデ」とは何ですか?
新制服のTシャツをベースにスタッフが自由にコーディネートできる、新たな身だしなみの基準です。髪色の自由化や宗教的な服装の許容などが含まれます。
この記事のまとめ
  1. ファミリーマートが9月1日から制服をTシャツに刷新。「ファミマコーデ」として髪色自由化とヒジャブ着用を正式許容する。
  2. スタッフ約20万人の13%が外国人。多様な人材確保を目的に、これまで個別対応だったルールを明文化した。
  3. 応募数1.5倍を目標に掲げ、小谷社長は「人こそが最大の強みであり全ての原動力」と語った。
なうらぼ編集部より

「個別には認めていたが、明文化した」というコメントが今回の発表の本質を表しています。

ヒジャブの着用や髪色の自由は、ファミリーマートにとって突然の方針転換ではありません。現場ではすでに認めてきた現実を、制度として正式に認める形に整えたということです。約20万人のスタッフのうち13%が外国人という数字は、コンビニがすでに多文化の職場になっていることを示しています。

「働きたいコンビニ」になることは、慢性的な人手不足に悩む業界にとって採用競争力そのものです。制服のデザインだけでなく、働く環境の多様性を制度として保証することが、今後のコンビニ業界の標準になっていくかもしれません。

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