この記事でわかること
  • 県・千葉市・国交省・レッカー組合がプロジェクトチームを設置して撤去に連携
  • 所有者への連絡困難・保管場所の確保・撤去費用の負担先が課題として挙がる
  • 熊谷知事「できる限り早くめどを示したい。オール行政で取り組む」
千葉豪雨被災車両千葉市災害対応

8月13日からの千葉豪雨で水没した車両が路上に残り続けている問題を受け、千葉県は8月18日、国土交通省・千葉市・千葉県レッカー事業協同組合などとプロジェクトチームを設置しました。18日午前9時時点で県内の幹線道路に残る車両は約600台で、一時は約2700台に上っていました。車両所有者への連絡困難・保管場所の確保・撤去費用の負担先が課題として挙がっており、作業完了のめどは未定です。

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8月13日夕から千葉県内を直撃した豪雨で水没・浸水した車両が路上に取り残されている問題が続いています。千葉県は8月18日、国土交通省・千葉市・千葉県レッカー事業協同組合などが参加するプロジェクトチームを立ち上げ、連携して車両の移動に取り組む方針を明らかにしました。

路上に残っている車両は一時、千葉市を中心に少なくとも約2700台に上りました。18日午前9時時点では、県内の幹線道路などに残っているのは千葉市内の約200台を含む約600台で、渋滞の原因にもなっています。

18日に開かれた会議には千葉県・千葉市・国土交通省・千葉県レッカー事業協同組合などが出席しました。非公開で行われた会議では、車両所有者への連絡がとりにくい点・移動後の保管場所の確保・撤去費用の負担先の3点が主な課題として挙げられました。撤去費用については所有者に負担を求める意見も出ましたが、作業完了のめどと今後の会議日程は未定です。

住宅浸水被害が確認された千葉県大網白里市を視察した熊谷俊人知事は18日午後、「できる限り早くめどは示したい。事故や渋滞が起きないような環境を一日も早く実現する。オール行政で取り組んでいきたい」と述べました。

被災車両のオーナー向け

路上に残っている車が自分のものだった場合にすること

まず加入している自動車保険に連絡して被災状況を報告します。水没・浸水による被害は車両保険で補償される場合がありますが、契約内容によって異なります。路上に放置したままにしておくと、千葉県や自治体が撤去費用を所有者に請求する可能性も出ています。早急に保険会社・ロードサービス・購入したディーラーに連絡し、対応方針を相談してください。なお水没車は外観上は問題なく見えても、エンジンや電気系統に深刻なダメージを受けていることが多く、自己判断での走行は危険です。

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Q&A

路上に残っている車両はいつ撤去されますか?
作業完了のめどは現時点で未定です。千葉県・国交省・千葉市・レッカー組合が連携してプロジェクトチームを設置し対応中で、熊谷知事は「できる限り早くめどを示したい」と述べています。
撤去費用は誰が負担しますか?
会議では所有者に費用負担を求める意見が出ましたが、最終的な方針はまだ決まっていません。自動車保険の車両保険に加入している場合は補償対象となる可能性があるため、まず保険会社に確認することをおすすめします。
水没した車はそのまま運転できますか?
水没・浸水した車は外観上問題なく見えても、エンジン・電気系統・ブレーキなどに深刻なダメージを受けていることが多く、そのまま運転することは大変危険です。必ずロードサービスや販売店・保険会社に連絡して対応を相談してください。
この記事のまとめ
  1. 千葉豪雨で路上に残る車両は18日時点で約600台、一時は約2700台に上っていた
  2. 千葉県・国交省・千葉市・レッカー組合がPTを設置、所有者への連絡困難・保管場所・費用負担が課題
  3. 熊谷知事「できる限り早くめどを示したい、オール行政で取り組む」作業完了のめどは未定
なうらぼ編集部より

千葉豪雨の被災から5日が経過した今も、約600台の車両が路上に取り残されています。渋滞の原因になるだけでなく、救急車や消防車などの緊急車両の通行を妨げるリスクもあります。

今回の問題が複雑なのは、所有者への連絡・保管場所の確保・費用負担の3つが絡み合っている点です。水没した車を動かせる状態にするには専門のレッカー車が必要で、その費用が誰の負担になるかという問題も残っています。

水没車のオーナーは一刻も早く保険会社・ロードサービス・ディーラーに連絡することが重要です。放置したままにすることは行政や他の交通利用者への影響が大きく、撤去費用の自己負担という事態を招く可能性もあります。豪雨災害のたびに繰り返されるこの問題に対して、今後は事前の避難誘導や駐車場への移動の呼びかけも強化が求められます。

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