この記事でわかること
  • 国際クルーズ客船の入港増と外国人観光客増加が観光客数を押し上げ
  • 長崎スタジアムシティ本格稼働と被爆80年の節目も増加要因に
  • 市は地域資源を活かしたリピーター獲得に向けた取り組みを強化へ
長崎市観光インバウンド長崎スタジアムシティ

長崎市によると、2025年に長崎市を訪れた観光客の数は690万2993人で、前年比約36万人増加しました。新型コロナウイルス感染拡大前とほぼ同じ水準まで回復しています。観光消費額はおよそ2290億円で前年を約160億円上回り過去最高を更新しました。国際クルーズ客船の入港数増加や外国人観光客の増加、長崎スタジアムシティの本格稼働、被爆80年の節目などが増加要因として挙げられています。

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長崎市によると、2025年に長崎市を訪れた観光客の数は690万2993人でした。前の年に比べておよそ36万人増加し、新型コロナウイルスの感染拡大前とほぼ同じ水準まで回復しました。

市が観光客増加の要因として挙げているのは主に4点です。まず国際クルーズ客船の入港数が大幅に増え、外国人観光客が増加したことです。次に2024年秋に本格稼働した長崎スタジアムシティの集客効果です。さらに2025年が被爆80年の節目の年だったこともあり、平和に関連した訪問者が増えました。

観光消費額はおよそ2290億円となり、前年をおよそ160億円上回って過去最高を更新しました。市は、観光施設を周遊する動きが高まったことや、物価高騰によって宿泊費が値上がりしたことなどが影響したとみています。

長崎市は今後、長崎独自の地域資源を生かした取り組みを進め、観光客の満足度を高めることでリピーターの獲得につなげたいとしています。

注目スポット

長崎スタジアムシティとは何か

長崎スタジアムシティは2024年秋に長崎市幸町にオープンした複合施設です。サッカーJ1リーグのV・ファーレン長崎の新本拠地スタジアムを核に、アリーナ・ホテル・商業施設・オフィスが一体となった九州最大規模の民間都市開発プロジェクトです。スタジアムとアリーナが隣接する国内初の構造で、スポーツ観戦だけでなく年間を通じてイベントや商業利用が可能な施設として長崎の新たな観光拠点となっています。

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Q&A

2025年の長崎市の観光客数はどのくらいですか?
690万2993人で、前年比約36万人増加しました。新型コロナウイルス感染拡大前とほぼ同じ水準まで回復しています。
観光客が増えた理由は何ですか?
国際クルーズ客船の入港数増加による外国人観光客の増加、長崎スタジアムシティの本格稼働、被爆80年の節目の年であったことの4点が主な要因として挙げられています。
長崎市の観光消費額はどのくらいですか?
2025年の観光消費額はおよそ2290億円で、前年をおよそ160億円上回り過去最高を更新しました。宿泊費の値上がりや観光施設の周遊増加が影響したとみられています。
この記事のまとめ
  1. 2025年の長崎市観光客数は690万2993人、前年比36万人増でコロナ前水準に回復
  2. 観光消費額は約2290億円で過去最高を更新、前年比160億円増
  3. クルーズ船増加・スタジアムシティ稼働・被爆80年が増加要因、今後はリピーター獲得へ
なうらぼ編集部より

長崎市の観光客数がコロナ前の水準まで回復したことは、地方都市の観光業にとって明るいニュースです。特に注目すべきは観光消費額が過去最高の2290億円を記録した点です。訪問者数の回復だけでなく、1人あたりの消費額も増えていることが数字に表れています。

その背景には長崎スタジアムシティの存在があります。スポーツ・商業・ホテルが一体となったこの複合施設は、従来の長崎観光にはなかった「滞在型」の需要を生み出しています。試合や大型イベントに合わせて宿泊し、翌日は市内観光という流れが定着しつつあります。

長崎市が今後掲げるリピーター獲得の取り組みも重要です。観光地として強い長崎は、世界遺産・グラバー園・平和公園・出島など多様な資源を持っています。一度訪れた人が何度も来たいと思える体験価値をいかに高めるかが、今後の課題となります。

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